消費生活相談員 第5回
問81
「令和7年版消費者白書」によれば、重大事故等を除く生命身体事故等の事故内容に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 最も多いのは「中毒」である。
- 「異物の混入・侵入」は「中毒」よりも多い。
- 「その他」(食品表示法違反による食品リコール等)が最も多い。
- 「火災」が最も多い。(正解)
解説
■【設問の意図】
「令和7年版消費者白書」における、重大事故等を除く生命身体事故等の事故内容別の内訳に関する正確な知識を問うものです。特に、各事故内容の件数や割合、順位を正確に理解しているかを確認します。
■【正解の理由】
「令和7年版消費者白書」によれば、重大事故等を除く生命身体事故等の事故内容別では「その他」(食品表示法違反による食品リコール等)が最も多く、次いで「中毒」(食中毒)が727件(18.4%)、「異物の混入・侵入」が616件(15.6%)とされています。したがって、選択肢3の「『その他』(食品表示法違反による食品リコール等)が最も多い」という記述が適切です。
■【初心者がここで迷う理由】
消費生活白書には様々な事故や相談のデータが掲載されており、「重大事故等」と「重大事故等を除く生命身体事故等」のように、似たような名称の分類が複数存在するため、それぞれのデータがどの分類に属するのかを混同しやすいです。また、具体的な件数や割合、順位を正確に記憶することが難しく、特に「最も多い」といった表現に惑わされやすい傾向があります。
■【本番での判断フロー】
1. 問題文で問われている対象が「重大事故等を除く生命身体事故等」の「事故内容別」であることを正確に把握する。
2. 白書の内容を思い出し、「重大事故等を除く生命身体事故等」において「その他」が最も多く、次に「中毒」、「異物の混入・侵入」が続くことを確認する。
3. 各選択肢を検討し、選択肢1と2は「中毒」や「異物の混入・侵入」の順位に関する誤り、選択肢4は「重大事故等」のデータとの混同であると判断する。
4. 選択肢3が白書の記述と一致することを確認し、正解とする。
問82
「令和7年版消費者白書」によれば、消費者安全法に基づき消費者庁に通知された財産事案の内訳として、最も件数が多いのは次のうちどれか。
- 商品
- サービス(正解)
- 金融・保険サービス
- 光熱水品
解説
■【設問の意図】
「令和7年版消費者白書」における財産事案の内訳に関する正確な知識を問うものです。消費生活相談員として、最新の白書の内容を理解し、消費者トラブルの傾向を把握することは重要です。
■【正解の理由】
「令和7年版消費者白書」によると、財産事案の内訳は「商品」が4,515件(52.5%)、「サービス」が3,995件(46.4%)とされています。このデータから、「商品」が最も件数が多いことが明確です。
■【初心者がここで迷う理由】
財産事案の内訳として「商品」と「サービス」が主要なカテゴリであることは理解できても、どちらがより多いか、具体的な割合まで記憶している人は少ないかもしれません。また、他の選択肢にあるような「金融・保険サービス」や「光熱水品」も財産事案に関連する項目であるため、混同しやすい可能性があります。
■【本番での判断フロー】
1. 問題文が「令和7年版消費者白書」の「財産事案の内訳」について尋ねていることを確認する。
2. 白書の内容を思い出し、「財産事案の内訳は「商品」と「サービス」が主要なカテゴリであり、「商品」の方が件数が多い」という情報を引き出す。
3. 選択肢の中から「商品」を選び、それが最も件数が多いという白書の内容と一致するか確認する。
問83
「令和7年版消費者白書」における財産事案の内訳に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 財産事案の内訳は「商品」が約52.5%、「サービス」が約46.4%であり、「商品」の内訳では「保健衛生品」が「光熱水品」よりも高い割合を占める。
- 「商品」の内訳では「光熱水品」が17.6%、「保健衛生品」が7.6%を占める。
- 「サービス」の内訳では「金融・保険サービス」が9.1%、「教養・娯楽サービス」が10.1%を占め、「金融・保険サービス」の割合が最も高い。(正解)
- 「商品」の内訳の「保健衛生品」の割合は7.6%であり、「サービス」の内訳の「教養・娯楽サービス」の割合10.1%よりも高い。
解説
■【設問の意図】
令和7年版消費者白書における財産事案の詳細な内訳、特に「商品」と「サービス」それぞれの主要項目に関する理解度を問う。
■【正解の理由】
選択肢2は、白書に記載されている「商品」の内訳として、「光熱水品」が17.6%、「保健衛生品」が7.6%であるという記述と完全に一致しているため、最も適切である。
■【初心者がここで迷う理由】
白書には多くの数値や項目が記載されており、それぞれの割合や大小関係を正確に記憶することが難しい。特に「商品」と「サービス」の全体割合だけでなく、その中のさらに細かい内訳まで問われると、混同しやすい。
■【本番での判断フロー】
1. 問題文が「令和7年版消費者白書」の財産事案の内訳に関するものであることを確認する。
2. 各選択肢について、白書の該当箇所(「財産事案の内訳は「商品」が4,515件(52.5%)、「サービス」が3,995件(46.4%)。」「「商品」の内訳は「光熱水品」が17.6%、「保健衛生品」が7.6%。「サービス」の内訳は「教養・娯楽サービス」が10.1%、「金融・保険サービス」が9.1%。」)と照合する。
3. 選択肢1: 「保健衛生品」が「光熱水品」より高いという記述は誤り(7.6% < 17.6%)。
4. 選択肢2: 「商品」の内訳として「光熱水品」17.6%、「保健衛生品」7.6%という記述は白書の内容と一致する。
5. 選択肢3: 「金融・保険サービス」が最も高いという記述は誤り(9.1% < 10.1%)。
6. 選択肢4: 「保健衛生品」の割合が「教養・娯楽サービス」より高いという記述は誤り(7.6% < 10.1%)。
7. 以上の検証から、選択肢2が唯一の適切な記述であると判断する。
問84
「令和7年版消費者白書」によれば、消費者庁が行った消費者安全法第38条に基づく注意喚起に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 2025年度に消費者庁が行った消費者安全法第38条に基づく注意喚起は、10件未満であった。
- 2025年度に消費者庁が行った消費者安全法第38条に基づく注意喚起は、16件であった。
- 2025年度に消費者庁が行った消費者安全法第38条に基づく注意喚起は、50件を超えていた。(正解)
- 2025年度に消費者庁が行った消費者安全法第38条に基づく注意喚起は、全く行われなかった。
解説
■【設問の意図】
「令和7年版消費者白書」に記載されている、消費者庁による消費者安全法に基づく注意喚起の実績に関する正確な知識を問うものです。具体的な数値データを把握しているかを確認します。
■【正解の理由】
「令和7年版消費者白書」の記述によれば、「2025年度に消費者庁が行った消費者安全法第38条に基づく注意喚起は16件」と明記されています。したがって、選択肢2がこの記述と完全に一致するため、正解となります。
■【初心者がここで迷う理由】
消費者白書には多くの数値データが記載されており、それぞれの具体的な件数を正確に記憶することは困難です。特に、注意喚起のような特定の活動件数は、他の事故件数や相談件数と混同しやすく、おおよその傾向は覚えていても正確な数値まで把握できていない場合に迷いが生じます。
■【本番での判断フロー】
1. 問題文で問われているのが「消費者庁が行った消費者安全法第38条に基づく注意喚起の件数」であることを確認する。
2. 選択肢を読み、それぞれの件数を確認する。
3. 白書の該当箇所「2025年度に消費者庁が行った消費者安全法第38条に基づく注意喚起は16件」を思い出すか、もし記憶が曖昧であれば、他の選択肢が明らかに誤っているかどうかを検討する。
4. 正確な件数である「16件」を提示している選択肢2が最も適切であると判断する。
問85
令和7年版消費者白書における事故情報データバンクに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 2025年度の事故情報データバンクへの登録件数は29,106件であり、累積件数は431,320件である。
- 2025年度の事故情報データバンクへの登録件数は約5万件であり、累積件数は50万件を超えている。(正解)
- 2025年度の事故情報データバンクへの登録件数は約1万件であり、累積件数は10万件を超えている。
- 事故情報データバンクは、行政機関や地方公共団体等が保有する生命・身体被害に関する消費生活上の事故情報を蓄積するデータベースであるが、ウェブサイト上では公開されていない。
解説
■【設問の意図】
令和7年版消費者白書に記載されている事故情報データバンクに関する正確な数値を理解しているか、また、その公開状況について正しく認識しているかを問う。
■【正解の理由】
令和7年版消費者白書によれば、2025年度の事故情報データバンクへの登録件数は29,106件、累積件数は431,320件(2009年9月~2026年3月末)と明記されている。したがって、選択肢1がこの記述と完全に一致するため、正解となる。
■【初心者がここで迷う理由】
事故情報データバンクの具体的な数値は細かく、記憶しにくいため、他の選択肢の概算値や誤った数値に惑わされやすい。また、事故情報データバンクの公開状況に関する知識が曖昧な場合、ウェブサイトでの公開の有無を誤解する可能性がある。
■【本番での判断フロー】
1. 設問が令和7年版消費者白書における事故情報データバンクの記述を求めていることを確認する。
2. 選択肢1、2、3は数値に関する記述であるため、白書の該当箇所(2025年度の登録件数と累積件数)を正確に思い出すか、資料を参照する。
3. 選択肢4は事故情報データバンクの公開状況に関する記述であるため、ウェブサイトで公開されているか否かを判断する。
4. 白書の記述「2025年度の事故情報データバンクへの登録件数は29,106件。累積件数は431,320件」と一致する選択肢1を正解と判断する。
5. 選択肢4は「ウェブサイト上で公開され、誰でも検索・閲覧することができる」という事実(問題No.58の記述)と反するため、誤りであると判断する。
問86
「令和7年版消費者白書」におけるPIO-NETへの危害情報及び危険情報の登録件数に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 2025年度にPIO-NETに登録された危害情報及び危険情報は、合わせて14,522件であった。
- 2025年度にPIO-NETに登録された危害情報は2,239件であった。(正解)
- 2025年度にPIO-NETに登録された危険情報は12,283件であった。
- 2025年度にPIO-NETに登録された危害情報及び危険情報は、合わせて12,283件であった。
解説
■【設問の意図】
「令和7年版消費者白書」におけるPIO-NETへの危害情報及び危険情報の登録件数に関する正確な知識を問うものです。具体的な数値データを正確に把握しているかを確認します。
■【正解の理由】
「令和7年版消費者白書」の記述によれば、2025年度にPIO-NETに登録された危害情報及び危険情報は合計で14,522件です。このうち危害情報は12,283件、危険情報は2,239件とされています。したがって、選択肢1の「2025年度にPIO-NETに登録された危害情報及び危険情報は、合わせて14,522件であった」が正しい記述となります。
■【初心者がここで迷う理由】
危害情報と危険情報の個別の数値と合計値が提示されており、それぞれの数値がどの項目に対応するかを混同しやすい点が挙げられます。特に、危害情報と危険情報の件数が逆転していたり、合計値と個別の数値が誤って結びつけられていたりする選択肢があるため、正確な記憶が求められます。
■【本番での判断フロー】
1. 問題文が「令和7年版消費者白書」におけるPIO-NETの危害情報・危険情報件数について問うていることを確認する。
2. 提示された選択肢が、危害情報、危険情報、およびそれらの合計件数に関するものであることを把握する。
3. 白書の内容を正確に思い出し、危害情報と危険情報の合計件数が「14,522件」であり、危害情報が「12,283件」、危険情報が「2,239件」であることを確認する。
4. 各選択肢と記憶している数値を照合し、正確な記述である選択肢1を選ぶ。
問87
「令和7年版消費者白書」によれば、2025年度にPIO-NETに登録された危害情報の危害内容別で最も多かったものはどれか。
- 皮膚障害
- 消化器障害(正解)
- 骨折
- やけど
解説
■【設問の意図】
令和7年版消費者白書における危害情報の主要な内容に関する知識を問う。
■【正解の理由】
「令和7年版消費者白書」によれば、2025年度にPIO-NETに登録された危害情報の危害内容別では「皮膚障害」が最も多く、次いで「消化器障害」であったとされている。したがって、最も多かったものは「皮膚障害」である選択肢1が正解である。
■【初心者がここで迷う理由】
白書には複数の統計データが記載されており、危害情報と危険情報、または他の統計項目と混同しやすい。また、最も多い項目と次に多い項目を正確に記憶しておく必要があるため、曖昧な知識では迷いやすい。
■【本番での判断フロー】
1. 設問が「令和7年版消費者白書」の「危害情報」の「危害内容別」で「最も多かったもの」を問うていることを確認する。
2. 白書の内容を思い出し、「危害情報の危害内容別では『皮膚障害』が最も多く、次いで『消化器障害』」という記述を正確に想起する。
3. 選択肢の中から「皮膚障害」を選び、正解とする。
問88
「令和7年版消費者白書」によれば、PIO-NETに登録された危険情報の危険内容別では、最も多いのは次のうちどれか。
- 皮膚障害
- 過熱・こげる
- 消化器障害(正解)
- 異物の混入
解説
■【設問の意図】
この設問は、「令和7年版消費者白書」に記載されているPIO-NET(全国消費生活情報ネットワークシステム)に登録された危険情報の具体的な内容とその発生順位に関する正確な知識を問うものです。消費者白書に示される統計データを正確に理解しているかを確認します。
■【正解の理由】
「令和7年版消費者白書」の記述によれば、危険情報の危険内容別では「過熱・こげる」が最も多く、次いで「機能故障」「異物の混入」とされています。したがって、「過熱・こげる」が最も多いという選択肢2が正解です。
■【初心者がここで迷う理由】
消費者白書には危害情報と危険情報という類似した概念があり、それぞれの内容別順位が異なるため、初心者はこれらを混同しやすいです。危害情報は「皮膚障害」や「消化器障害」が上位に来ることが多く、危険情報は製品の機能不全や物理的な危険を示す項目が上位に来る傾向があります。多岐にわたる統計データを全て記憶することは難しいため、正確な区別と主要な項目の把握が求められます。
■【本番での判断フロー】
1. 設問が「危険情報」の内容について尋ねていることを確認する。「危害情報」ではない点に注意する。
2. 「令和7年版消費者白書」における危険情報の記述を思い出す。
3. 危険情報の最多項目が「過熱・こげる」であることを確認し、選択肢2と照合する。
4. 他の選択肢(特に「皮膚障害」や「消化器障害」)は危害情報で上位に来る項目であるため、危険情報とは異なることを確認し、誤りであると判断する。
問89
「令和7年版消費者白書」によれば、2025年度に消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 重大製品事故の報告件数は、2,000件を超えている。
- 重大製品事故の報告件数は、1,000件を下回っている。
- 製品別の内訳では、「電気製品」が最も多く、全体の約8割を占めている。
- 製品別の内訳では、「ガス機器・石油機器」が最も多く、全体の約5割を占めている。(正解)
解説
■【設問の意図】
「令和7年版消費者白書」に記載された、消費生活用製品安全法に基づく重大製品事故の報告状況に関する正確な知識を問うものです。特に、報告件数の全体像と、製品別の内訳における主要な製品とその割合を理解しているかを確認します。
■【正解の理由】
「令和7年版消費者白書」によれば、2025年度に消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故は1,425件でした。製品別の内訳では、「電気製品」が1,167件であり、これは総件数1,425件の約81.9%に相当します。したがって、「電気製品が最も多く、全体の約8割を占めている」という選択肢3の記述は適切です。
■【初心者がここで迷う理由】
報告件数の具体的な数値や、製品別の内訳における割合を正確に覚えていない場合、他の選択肢と混同しやすい点が挙げられます。特に、「約8割」という概算表現が、厳密な数値と異なるように感じられ、不安になる可能性があります。また、白書には複数の数値情報が記載されているため、どの数値がどの項目に該当するのかを正確に把握していないと、誤った選択肢を選んでしまうことがあります。
■【本番での判断フロー】
1. まず、問題文が「令和7年版消費者白書」の「消費生活用製品安全法に基づく重大製品事故」に関する内容であることを確認します。
2. 選択肢1と2で報告件数に関する記述があるため、白書に記載された総件数「1,425件」を思い出します。これにより、2,000件超え(選択肢1)や1,000件未満(選択肢2)が誤りであることが判断できます。
3. 選択肢3と4は製品別の内訳に関する記述です。白書では「電気製品」が1,167件、「ガス機器・石油機器」が112件と記載されていることを確認します。
4. 選択肢4の「ガス機器・石油機器が最も多く」は、電気製品の方が件数が多いため誤りです。
5. 選択肢3の「電気製品が最も多く」は正しいです。次に「全体の約8割を占めている」という記述について、1,167件 ÷ 1,425件を計算すると約81.9%となり、「約8割」という表現は適切であると判断し、これが正解であると結論付けます。
問90
「令和7年版消費者白書」によれば、国民生活センターと共同で実施している医療機関ネットワーク事業について、2026年3月31日時点での参画医療機関数として正しいものはどれか。
- 20医療機関
- 32医療機関
- 50医療機関(正解)
- 100医療機関
解説
■【設問の意図】
この設問は、「令和7年版消費者白書」に記載されている医療機関ネットワーク事業に関する正確な知識、特に参画医療機関数を問うものです。消費者安全に関する情報収集体制の理解度を確認することを意図しています。
■【正解の理由】
「令和7年版消費者白書」によれば、「国民生活センターと共同で実施している医療機関ネットワーク事業には2026年3月31日時点で32医療機関が参画」と明記されています。したがって、選択肢2の「32医療機関」が正しいです。
■【初心者がここで迷う理由】
医療機関ネットワーク事業は、消費者事故に関する重要な情報源ですが、その具体的な参画機関数までを正確に記憶している受験者は少ないかもしれません。また、白書には事故情報の件数など、他の数値情報も多く記載されているため、数字の混同が生じやすい可能性があります。
■【本番での判断フロー】
1. 設問が「医療機関ネットワーク事業の参画機関数」を問うていることを確認する。
2. 「令和7年版消費者白書」の該当箇所を思い出すか、正確な知識を想起する。
3. 「2026年3月31日時点で32医療機関が参画」という記述を特定し、その数字と一致する選択肢を選ぶ。
4. 他の選択肢が誤った数字であることを確認し、正解を確定する。
問91
「令和7年版消費者白書」によれば、2025年の消費生活相談件数は、前年と比較して減少した。
- 正しい
- 誤っている
解説
■【設問の意図】
この設問は、「令和7年版消費者白書」に記載されている2025年の消費生活相談件数の動向に関する正確な知識を問うものです。特に、前年との比較における増減を理解しているかを確認します。
■【正解の理由】
「令和7年版消費者白書」によれば、2025年の消費生活相談件数は97.0万件であり、前年の90.7万件より増加しています。したがって、設問文の「前年と比較して減少した」という記述は誤りです。
■【初心者がここで迷う理由】
消費生活相談件数のような統計データは、具体的な数値やその増減傾向を正確に記憶することが難しいため、迷うことがあります。特に、増加か減少かといった方向性を混同しやすい点が挙げられます。
■【本番での判断フロー】
1. 設問文が「令和7年版消費者白書」の2025年の消費生活相談件数について言及していることを確認する。
2. 設問文の「前年と比較して減少した」という記述が正しいか、与えられた情報と照合する。
3. 提供された情報「2025年の消費生活相談件数は97.0万件(前年90.7万件より増加)」から、実際には増加していることを確認する。
4. 設問文が誤りであると判断し、正解の選択肢を選ぶ。
問92
「令和7年版消費者白書」における2025年の消費生活相談の契約当事者の年齢層に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 65歳以上の高齢者が全体の約2割を占める。
- 65歳以上の高齢者が全体の約3割を占める。
- 65歳以上の高齢者が全体の約4割を占める。(正解)
- 80歳以上が最も多い。
解説
■【設問の意図】
この設問は、「令和7年版消費者白書」に記載されている消費生活相談における契約当事者の年齢層に関する正確な知識を問うものです。特に、高齢者の相談割合とその内訳(最多年齢層)を理解しているかを確認します。
■【正解の理由】
「令和7年版消費者白書」によれば、2025年の消費生活相談の契約当事者の年齢層別では、65歳以上の高齢者が33.0%を占めており、これは全体の約3割に相当します。また、70歳代が15.6%で最多となっています。したがって、選択肢2の「65歳以上の高齢者が全体の約3割を占める」が最も適切な記述です。
■【初心者がここで迷う理由】
消費生活相談における高齢者の割合は、年度や調査によって変動する可能性があり、具体的な数値を正確に記憶することが難しいと感じるかもしれません。また、「約2割」「約3割」「約4割」といった表現の微妙な違いや、最多の年齢層が「70歳代」であることを見落としやすい点が、迷う原因となります。
■【本番での判断フロー】
1. 設問が「令和7年版消費者白書」の「2025年の消費生活相談の契約当事者の年齢層」について尋ねていることを確認する。
2. 白書の内容から「65歳以上の高齢者が33.0%を占める」という記述を思い出す。
3. 33.0%が「約3割」に該当することを確認する。
4. 他の選択肢の「約2割」「約4割」は数値と合致しないため除外する。
5. 「70歳代が15.6%で最多」という記述から、最多年齢層が「80歳以上」ではないことを確認し、選択肢4を除外する。
6. 最終的に、選択肢2が最も正確な記述であると判断する。
問93
「令和7年版消費者白書」によれば、2025年の消費生活相談の契約当事者の年齢層別で最も多いのは次のうちどれですか。
- 60歳代
- 70歳代
- 80歳以上(正解)
- 20歳代
解説
■【設問の意図】
「令和7年版消費者白書」に記載されている、2025年の消費生活相談における契約当事者の年齢層別の特徴、特に最多の年代に関する知識を問うものです。
■【正解の理由】
「令和7年版消費者白書」によれば、2025年の消費生活相談の契約当事者の年齢層別では、65歳以上の高齢者が全体の33.0%を占めていますが、その中で「70歳代が15.6%で最多」と明記されています。
■【初心者がここで迷う理由】
高齢者全体の割合が高いことは認識していても、その中で最も多い具体的な年代を正確に覚えていない場合、迷う可能性があります。また、若年層の相談件数が増加傾向にあるという別の情報と混同し、若年層を選択してしまう可能性もあります。
■【本番での判断フロー】
1. 設問が「令和7年版消費者白書」における「消費生活相談の契約当事者の年齢層別で最も多い年代」を問うていることを確認する。
2. 白書の記述「70歳代が15.6%で最多」を思い出す。
3. 選択肢の中から「70歳代」を選ぶ。
問94
「令和7年版消費者白書」によれば、2025年の消費生活相談における契約当事者の性別の割合に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 女性の割合が男性の割合を上回っている。
- 男性の割合が女性の割合を上回っている。(正解)
- 女性と男性の割合はほぼ同じである。
- 女性の割合は全体の約4割である。
解説
■【設問の意図】
令和7年版消費者白書に記載されている、2025年の消費生活相談における契約当事者の性別の割合に関する正確な知識を問う。
■【正解の理由】
令和7年版消費者白書によると、2025年の消費生活相談における契約当事者の性別の割合は、女性が50.8%、男性が43.3%である。この数値から、女性の割合が男性の割合を上回っていることがわかるため、選択肢1が最も適切である。
■【初心者がここで迷う理由】
具体的な数値を覚えていない場合、どちらの性別の割合が高いか、あるいはほぼ同じくらいか、といった大まかな傾向で判断しようとして迷う可能性がある。また、他の選択肢のように具体的な数値に言及しているものが誤っている場合、正確な数値を把握していないと判断が難しい。
■【本番での判断フロー】
1. 設問が「令和7年版消費者白書」の「2025年の消費生活相談における契約当事者の性別の割合」について尋ねていることを確認する。
2. 白書の内容を思い出し、女性が50.8%、男性が43.3%であったことを確認する。
3. 各選択肢と白書の内容を照合する。
4. 選択肢1「女性の割合が男性の割合を上回っている」は、50.8% > 43.3%であるため正しい。
5. 他の選択肢は、白書の内容と異なるため不適切であると判断し、選択肢1を正解とする。
問95
「令和7年版消費者白書」によれば、2025年の消費生活相談1件当たりの平均契約購入金額として、最も適切なものは次のうちどれか。
- 50.1万円
- 88.7万円
- 97.0万円(正解)
- 101.0万円
解説
■【設問の意図】
「令和7年版消費者白書」に記載されている消費生活相談の統計データに関する正確な知識を問うものです。特に、1件あたりの平均契約購入金額という具体的な数値データを把握しているかを確認します。
■【正解の理由】
「令和7年版消費者白書」によれば、2025年の消費生活相談1件当たりの平均契約購入金額は88.7万円と報告されています。
■【初心者がここで迷う理由】
消費者白書には様々な統計データが記載されており、平均契約購入金額と平均既支払額、相談件数など、類似の数値が多いため混同しやすいです。また、年度が異なる白書のデータと誤って記憶している可能性もあります。
■【本番での判断フロー】
1. 設問が「令和7年版消費者白書」の「2025年」のデータについて尋ねていることを確認する。
2. 「平均契約購入金額」という具体的な指標を問われていることを認識する。
3. 白書の該当箇所を正確に記憶しているか確認し、88.7万円という数値を導き出す。
4. 他の選択肢が平均既支払額(50.1万円)や総相談件数(97.0万件)など、別の指標や数値でないことを確認して、正解を確定する。
問96
「令和7年版消費者白書」によれば、2025年の消費生活相談における平均既支払額に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 2025年の消費生活相談1件当たりの平均既支払額は50.1万円であった。
- 2025年の消費生活相談1件当たりの平均既支払額は88.7万円であった。(正解)
- 2025年の消費生活相談1件当たりの平均既支払額は38.6万円であった。
- 2025年の消費生活相談1件当たりの平均既支払額は、平均契約購入金額を上回っていた。
解説
■【設問の意図】
この設問は、「令和7年版消費者白書」に記載されている消費生活相談における平均既支払額に関する正確な知識を問うものです。白書に示された具体的な数値データを理解しているかを確認することが意図されています。
■【正解の理由】
「令和7年版消費者白書」によれば、2025年の消費生活相談1件当たりの平均既支払額は50.1万円と明記されています。したがって、選択肢1がこの記述と完全に一致するため、正解となります。
■【初心者がここで迷う理由】
初心者は、平均契約購入金額と平均既支払額の数値を混同したり、どちらの数値が問われているのかを正確に把握できなかったりすることがあります。また、白書に記載されている複数の数値の中から、設問が求める特定の数値を見つけ出すことに手間取る可能性もあります。特に、平均契約購入金額の88.7万円という数値も提示されているため、誤ってそちらを選択してしまうことも考えられます。
■【本番での判断フロー】
1. 設問のキーワード特定: 設問が「令和7年版消費者白書」「2025年」「消費生活相談」「平均既支払額」について尋ねていることを確認する。
2. 関連情報の検索: 提供された資料の中から、これらのキーワードに合致する記述を探す。「「令和7年版消費者白書」によれば、2025年の消費生活相談1件当たりの平均契約購入金額は88.7万円、平均既支払額は50.1万円。」という記述を見つける。
3. 数値の確認: 設問が「平均既支払額」を問うているため、対応する数値が「50.1万円」であることを確認する。
4. 選択肢との照合: 各選択肢を読み、特定した数値と一致する選択肢を選ぶ。選択肢1が「50.1万円」と一致するため、これを正解と判断する。
5. 他選択肢の確認: 選択肢2の88.7万円は平均契約購入金額であり、選択肢4は平均既支払額が平均契約購入金額を上回るという誤った記述であるため、これらが誤りであることを確認する。
問97
「令和7年版消費者白書」によれば、2025年の消費生活相談の商品別分類別で最も相談件数が多かったものはどれか。
- 保健衛生品
- 商品一般
- 運輸・通信サービス(正解)
- 金融・保険サービス
解説
■【設問の意図】
この設問は、「令和7年版消費者白書」に記載されている2025年の消費生活相談における商品別分類別の相談件数に関する知識を問うものです。消費生活相談員として、最新の白書の内容を正確に理解しているかを確認することが目的です。
■【正解の理由】
「令和7年版消費者白書」によれば、2025年の消費生活相談の商品別分類別で最も相談件数が多かったのは「商品一般」です。これは白書に明記されている事実です。
■【初心者がここで迷う理由】
初心者は、具体的な商品カテゴリ(例:保健衛生品、金融・保険サービスなど)が上位に来ると考えがちですが、「商品一般」という包括的な分類が最も多いという点を把握していないと迷う可能性があります。また、白書の詳細なデータまで記憶していない場合、推測で回答してしまうこともあります。
■【本番での判断フロー】
1. 問題文が「令和7年版消費者白書」の「商品別分類別」の「最多」を問うていることを確認する。
2. 白書の内容を思い出し、「商品一般」が最多であるという記述を想起する。
3. 他の選択肢は「商品一般」に次ぐ項目や、別の分類(財産事案の内訳など)で言及されている項目であることを確認し、正解が「商品一般」であることを確信する。
問98
「令和7年版消費者白書」における2025年の消費生活相談について、販売購入形態別の相談件数に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 2025年の消費生活相談において、販売購入形態別では「インターネット通販」が最も多く、次いで「店舗購入」であった。
- 2025年の消費生活相談において、販売購入形態別では「店舗購入」が最も多く、次いで「インターネット通販」であった。(正解)
- 2025年の消費生活相談において、販売購入形態別では「訪問販売」が最も多く、次いで「インターネット通販」であった。
- 2025年の消費生活相談において、販売購入形態別では「電話勧誘販売」が最も多く、次いで「店舗購入」であった。
解説
■【設問の意図】
「令和7年版消費者白書」の内容理解度を問う問題です。特に、消費生活相談における販売購入形態別の相談件数の傾向を正確に把握しているかを確認することが目的です。近年の消費行動の変化を反映したデータであり、消費生活相談員として実態を理解していることが求められます。
■【正解の理由】
「令和7年版消費者白書」によれば、2025年の消費生活相談の販売購入形態別では、「インターネット通販」が266,805件で最も多く、次いで「店舗購入」が194,541件となっています。このデータは、インターネットを通じた取引が消費生活相談の主要な要因となっている現状を示しており、選択肢①の記述が白書の内容と一致します。
■【初心者がここで迷う理由】
初心者は、インターネット通販が普及していることは知っていても、具体的な相談件数の順位や、店舗購入との比較について正確な数字や傾向を覚えていないことが多いです。また、高齢者層では訪問販売や電話勧誘販売が多いといった別の情報と混同し、全体の傾向を見誤る可能性があります。白書の内容を細部まで記憶することが難しいと感じるため、曖昧な知識で選択肢を選んでしまうことがあります。
■【本番での判断フロー】
1. 設問が「令和7年版消費者白書」の「販売購入形態別」の「相談件数」に関するものであることを確認する。
2. 近年の消費行動の変化を考慮し、インターネット通販が主要な相談経路となっている可能性が高いと推測する。
3. 白書のデータでは「インターネット通販」が最多であり、次いで「店舗購入」であることを思い出す。
4. 各選択肢を吟味し、この傾向と合致する選択肢①を正解として選ぶ。他の選択肢は、最多の形態や順位が異なるため、誤りであると判断する。
問99
「令和7年版消費者白書」によれば、2025年の消費生活相談において、70歳代及び80歳以上の高齢者の販売購入形態に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 「インターネット通販」の割合が最も高い。
- 「店舗購入」の割合が最も高い。
- 「訪問販売」「電話勧誘販売」「訪問購入」の割合が高い。
- 「通信販売(インターネット通販を除く)」の割合が高い。(正解)
- 「マルチ商法」の割合が高い。
解説
■【設問の意図】
「令和7年版消費者白書」における高齢者の消費生活相談の販売購入形態に関する知識を問う。特に、高齢者に特徴的な販売形態の傾向を理解しているかを確認する。
■【正解の理由】
「令和7年版消費者白書」によれば、70歳代及び80歳以上の高齢者層では、「訪問販売」「電話勧誘販売」「訪問購入」といった対面や電話による勧誘を伴う販売形態の相談割合が高いとされている。これは、高齢者が自宅にいる時間が長く、訪問や電話による勧誘を受けやすいこと、また、情報収集手段が限定的であることなどが背景にあると考えられる。
■【初心者がここで迷う理由】
若年層や全体的な相談件数ではインターネット通販や店舗購入の割合が高い傾向にあるため、高齢者も同様だと誤解しやすい。また、高齢者特有の販売形態に関する知識が不足していると、他の選択肢を選んでしまう可能性がある。
■【本番での判断フロー】
1. 設問が「令和7年版消費者白書」における「70歳代及び80歳以上の高齢者」の「販売購入形態」について尋ねていることを確認する。
2. 白書の記述内容を思い出すか、問題文中の関連情報を探す。
3. 「70歳代及び80歳以上では『訪問販売』『電話勧誘販売』『訪問購入』の割合が高い」という記述が直接的に合致することを確認する。
4. 他の選択肢が、高齢者層の特性や白書の記述と異なることを確認し、選択肢3を正解として選ぶ。
問100
「令和7年版消費者白書」における「点検商法」に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 「点検商法」に関する消費生活相談件数は、2025年で20,058件であり、2021年の約2.7倍に増加している。
- 「点検商法」に関する消費生活相談は、若年層を中心に高額な住宅設備や電気設備に関するトラブルが多い。(正解)
- 「点検商法」に関する消費生活相談件数は、2025年で20,058件であり、近年は減少傾向にある。
- 「点検商法」に関する消費生活相談は、主に訪問販売によるものであり、インターネット通販でのトラブルは少ない。
解説
■【設問の意図】
この設問は、「令和7年版消費者白書」に記載されている「点検商法」に関する最新の消費生活相談の状況について、正確な知識を問うものです。特に、相談件数の推移や主な相談者の年齢層、トラブルの内容を理解しているかを確認します。
■【正解の理由】
「令和7年版消費者白書」の記述によれば、「点検商法」に関する消費生活相談件数は2025年で20,058件であり、これは2021年の2.7倍に増加していると明記されています。したがって、選択肢1の記述は白書の内容と完全に一致しており、最も適切な記述です。
■【初心者がここで迷う理由】
初心者は、相談件数の具体的な数値や倍率、相談者の年齢層といった詳細な情報を混同しやすい傾向があります。特に、「若年層」と「高齢者」の区別や、「増加傾向」と「減少傾向」の判断を誤ることがあります。また、白書に明記されていない販売形態(例:インターネット通販)に関する記述に惑わされることもあります。
■【本番での判断フロー】
1. 設問が「令和7年版消費者白書」の「点検商法」に関する記述を求めていることを確認する。
2. 提供された白書の情報を正確に思い出すか、参照する。「点検商法」に関する相談件数(20,058件)、2021年比(2.7倍)、主な相談者(高齢者)、主なトラブル内容(高額な住宅設備や電気設備)がキーワードとなる。
3. 各選択肢と白書の記述を照合する。
* 選択肢1: 件数と倍率が白書と一致。→保留
* 選択肢2: 「若年層を中心に」が白書の「高齢者を中心に」と異なる。→誤り
* 選択肢3: 「減少傾向」が白書の「2.7倍に増加」と異なる。→誤り
* 選択肢4: 販売形態に関する記述は白書に明記されていない。→不適切または判断保留
4. 最も白書の記述に合致する選択肢1を正解と判断する。